オープンソースECM「NemakiWare」とは
オープンソースECM「NemakiWare」の特長ですが、オープンソースとなっているため自由に拡張・連携できるようになっているのが特徴です。
オープンソースとは、自由に研究・開発できるようになっているソースのことで、ソースというのはプログラミングなどのことです。
つまり、オープンソースECM「NemakiWare」を使ってみて、不足している部分がある・・・と感じた際は、好きなようにカスタマイズしてもOKという仕様になっています。
なので、製品版と言われている商品とは違い、基本的にカスタマイズ前提で作られているシステムでもあるのです。
オープンソースの魅力は、なんといってもシンプルな機能が多いところでしょう。
好きなようにカスタマイズできるようになっているだけでなく、全体的に新しいシステムを作るための受け皿が用意されています。
開発に特化されている一面もありますので、開発に慣れている人であれば好みのシステムを簡単に作れるのです。
また、問題がなければ標準搭載されている機能をそのまま使うということも可能です。
オープンソースECM「NemakiWare」の場合、以下のような機能が標準搭載されているので、それほどシステム面で困ることも無いでしょう。
オープンソースECM「NemakiWare」の機能その1ですが、アクセス権限をコントロールできるアクセスコントロールという機能が搭載されています。
そのため、ファイル更新の権限は与えるが、それ以外の対応を行えないような情報の共有も可能です。
社内の場合、大まかに管理されているファイルの中には、承認が必要となっているものもあります。
このような場合、オープンソースECM「NemakiWare」を用いていると、承認以外のみ更新可能という状況で、ファイルの共有を行えるのです。
また、オープンソースECM「NemakiWare」は独自の属性を付与することもできます。
例えば、他のファイルとは別種のファイルが存在した場合、そのファイルのみ独自の属性に置き換えるという対応も可能です。
指定したファイルをすべて独自の属性に置き換えることもできますので、ファイルの一括管理においてもオープンソースECM「NemakiWare」は便利なのです。
さらに、オープンソースECM「NemakiWare」には承認などのログを残しているので、今までのワークフローをまとめてチェックすることもできます。
優先して対処しないといけないファイルをチェックできますので、ファイルの確認、承認漏れなどが発生しないように工夫できるのです。
誤った操作が発生した際もリカバリ可能
ファイルの管理で多いミスに、誤った情報で上書きを行ってしまうということがあります。
ですが、オープンソースECM「NemakiWare」にはファイルサーバーリプレースという機能がありますので、このような問題にも対応できています。
ファイルサーバーリプレースにより、ファイル、フォルダに対する操作をやり直すことが可能となっているので、ミスが発生しないように工夫されているのです。